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倹飩箱(ケンドンバコ)

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先々週、冷蔵庫の奥に厳重密閉し、数年間、眠らせていたぬか床を、とうとう決心し開封。カビは無いので舐めてみると… !驚くほどしょっぱい。ああ、さては… しばらく出来ないと思って眠らせたので、かなり強めに塩をふったんでしょう。茄子、白菜、大根、人参、秋の実りが、いいお水を一杯出してくれて、10日ほどで、いとも簡単に復活。さあ、ここで足し糠。でもまあ…漬け物なんですから、本当は、シャバシャバ、水っぽいままでもいいはずなんですけどね。や、聞き流して下さい、あくまでも経験上。お料理学校的な正しい知識はいっさい持ってない人間なので。そも、母親は飲み屋経営者、人生で3度も家を建てるという猛・働き者のシングルで、いつもいつも忙しく、親戚一同も全員、飲食店経営者という、わりと特殊な環境で育ったものですから。そういえば、子供の頃、家族中でよく面倒を見てくださっていたご近所の奥さんは、いつ会っても、手からほんのり、ぬかの香りのするひとでした。手にうつる、うっすらとしたぬかの香りをかぐたびに、そのかたの記憶が蘇ります。

それでね、「ケンドン」という物を描きながら… これは蕎麦職人だったおじも使っていましたね… これまたちょっと、懐かしく思っていたのです。が、なんと。資料を読んでびっくりしたのですが、今では、ものによっては骨董品的価値があるというではないですか(笑)
…昭和は遠くなりにけり、 ですよね。 【そばにまつわる物語】


※ 2017.11追記/おじが持っていたのは「岡持ち」でした。間違いだったです。本当にとても良く似た、薄い引出しのある木製のものを持っていたことがあり、間違いましたので、此処に訂正します。
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by 619sak | 2017-10-09 06:16 | 作品