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【ウイルスと私】と【ポスター展】

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 【ウイルスと私/山内一也】東京大学名誉教授、山内一也さんによる自伝の表紙を描きました。装幀は神田昇和さん。神田昇和さんとは朝日ジャーナルからの長いお付き合いで、とてもお世話になっておりますが、今回も凄く素敵な装幀。尊敬する人です。山登りがご趣味で、ハクサンコザクラやカタクリの花が好きという山内先生のことをお伺いし、その二つの花を描いたのですが、装幀者・神田さんからのご指示では、「薬師岳の稜線ください。あと、なんか、雲のようなものを」と。それらを、このような美しいデザインに。紙も素敵。神田さんは、筑摩書房などで沢山の素晴らしい本の装幀を現在進行形で残されて来ているお方です。

 著者の山内一也先生は、たいへん温厚なお人柄とお聞きしておりますが、天然痘やBSEやエボラ、バイオハザード委員会(感染症対策)...様々な案件で世界中を飛び回って来た、日本のウイルス学の第一人者のお方ですので、自伝でありながら、読み進めるごとに、まるで私達の生きている時代に起きた世界の色々なニュースを順に追体験しているかのよう。新型コロナウイルスの感染状況に一喜一憂してき来たこの一年半の出来事も彷彿とさせました。この本の編集をされた最相葉月さんによれば、Amazonではだいぶ前から予約が入っていたようで、今朝、このブログのテキストリンクを書く為にAmazonページに行ってみたところ、一時的に入手できない状態になっていて... 慌ててしまい、仕方なく違うブログをアップしてしまったり・汗。もう少しして、皆様にも手に取ってご覧頂ければ幸いです。

 また、その、去年からの新型コロナ下で、自分も幾つかのことを考えつつおりました。数年前、ギャラリストの大矢レンさんからの勧めで、個展にポスターを作ったことがきっかけとなり(この時のデザイナーは井筒りつこさん)、神田さんと作ったものもだいぶ増えて来ましたので、思いきって、【ポスター展】を開催しようと思います。日本全国どこにでも、ポスターさえ送れば開催出来る展覧会として(となれば、海外でも)。以下の3枚は、2016年の個展、ギャラリーハウスMAYA「Missions/ミッションズ 」で、最相葉月さんからのテキスト「キメラの記憶」(ホロコーストとレジリエンスに関する一文)にお応えした作品群を、神田さんにポスター化して頂いたものです。2015年の秋に最相葉月さんから頂戴したこの文には、今の時代にこそ大切なメッセージが込められていると感じています。
 【ポスター展】は、どなたからでも、ご希望あれば、ぜひご連絡を頂ければ幸甚です。何卒よろしくお願いします。
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I want to do a "poster exhibition". This is an exhibition that can be held anywhere (or overseas) if I send posters. I am glad if you contact me.














# by 619sak | 2021-10-13 10:08 | 情報

秋の気配

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 秋の訪れとともに、緊急事態宣言も解除され、いよいよ食欲の秋が。
 まるで、コトンと何かが落ちたかのように、急に涼しい毎日。すると、巷ではよく、「気付いたら服のまま寝てて、今日はなんか鼻がグズグズする」「寝過ぎて首を寝違えた」などの会話が増え。そんな時わたしは、店屋を営む叔母が言っていた、面白い言葉を思い出すんです。
「今、帰られたお客様がきつねうどんだったでしょ、朝一番の!」「朝一番のお客さんがきつねうどんだったら、その日はずっと、きつねうどんなのよ!」と。
それが、叔母がよく、口癖のように言っていた言葉なのですが、事実、本当のことだそう。ほらほら、世の中には、そういう、皮膚感覚によるムードや気配や雰囲気というものが割と少なからずある。ならば、そういう風情あるものには率先して乗っていき、楽しむというのもいいですよね。

 リベラルタイム2021年11月号/今月の「ブランチにコラムを」は、《日本 食料自給率「最低」の怪》という、ここでは珍しい日本の食の話題がテーマ。(※本コラムのみ、コチラのURLで読めます)蕎麦春秋vol.59ではもちろん、蕎麦の話題。今回はしっぽくそばを描きました。【ブリコラージュな人。】には、また何ゆえか...珍しく自家製の佃煮の話題を選んでしまいました。(※〈 左 をクリックで最新記事)。そして、この、蛙さんは、うちから持って行った自作のぬいぐるみをカルチャークラブで雑談をしながら描いたものでした。来年新春、開けて2月のセブンカルチャークラブ溝の口での、水彩で描くナイーブアート教室ですが、またお気軽に、ご興味持っておいで頂ければ嬉しいです。募集の頃に追ってここで詳細告知いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。














# by 619sak | 2021-10-13 05:13 | 作品

レガシー/Legacy

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 見つけるとつい、嬉しくて毎年書いちゃうんですが、今年も小さなバルコニーに、ミリオンベルやポーチュラカが来てくれて。「待ってたよ」と、思わず話し掛けてしまいます。花店では当時、一年草と言われて売られていたものでしたが、今年でなんと13年目を迎え、しかも、どんどん鉢数は増える。窓を開け、目に入るたびに和み、野の花の誠にけなげな美しさを心から愛おしく感じます。すでに小ぶりの蜂の死骸も数匹見かけますが、今年はもう、巣を突き止めるのはやめました。それよりも、この花達に咲いていて欲しいから。
 ところで、私の持ち物は、昔から殆どが母や親類からのお下がりです。家具から食器から家電品に始まり、着物や服に至るまで、殆どのものが親族が使っていた不用品。でも、家具は補修しニスなど塗り替えれば、衣類は作り替えれば使える。必要なものは全てあるから充分、生活は成り立つし、そして、自分的には、みんなみんな、長く馴染んで来たお気に入りのものばかり。部屋を見渡すたび、母や兄夫婦、叔父叔母、親戚たちに対する感謝の念に尽きません。よく思うんですが、ミクストメディア、マルチメディアとかって、むかし、美術の世界で流行っていた言葉があるんですが、私は不用品を生かして別用途に再生したりする、便利にものを使う考え方。ここでもしょっちゅう触れて来ましたが、生来、ちょっとした手間を厭わぬ性格。裁縫も大工仕事も子供の頃から大好き。なんだかんだ言って生活を愛して来ましたし、じつは、それなりとても幸福です。【ブリコラージュな人。】
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 イラストレーションの仕事です。上は蕎麦春秋、下はリベラルタイムです。【そばにまつわる物語】瓢箪屋、というのは、江戸随一の老舗そば屋。舟切り詰めというものが名物だったそうですが、あれみたいな事なのかなあ...亡き叔父は蕎麦職人でしたが、切った蕎麦を木箱に並べていた記憶。そして今週末はとうとうオリパラ東京2020開幕。オリンピックは7月23日(金)~8月8日(日)、パラリンピックは8月24日(火)~9月5日(日)の日程で行われるそう。少し前ですが、月刊リベラルタイム4月号【ブランチにコラムを】(※本コラムのみ→コチラのURLで読めます )にも絵を添えました。世の中には「負の遺産」などという言葉もあり、【ブランチにコラムを】の筆者も的確目線でありながら柔らかく語っておられますが(3〜4ヶ月前、相次ぐ緊急事態宣言下での寄稿です)、結局、経験や物ごとや様々な何かを、未来へ活かせるかどうかは、各々自分たち次第のこと。まあ... ここ、この小さき自分語りのブログは、生活者としての日々の雑感を、絵や仕事に絡めつつ書いているというだけの場所なので、このくらいにしておきます。
 世界に蔓延する悲惨な暴力と悲しみに比べれば、どういった経緯であれ広義な意味で、この国の平和や治安の良さは評価に値すると思います。しかし、長く続く不況に追い討ちをかけた未曾有の大震災の後にでも、消費税の増税という手段によって過去最高の税収を得たというこの国の政府が、近年ますます過激化する自然災害や被災者たちの苦しみ、コロナ下で1年半以上も制限され続ける飲食関係スペースや我々の仕事と生活 ---「生活」「人命」「災害」という国民の一番の大問題を平気で無視し続けるのはいかがなものか。どこか優先順位を間違ってはいないか。もちろん自然災害は誰のせいでもありませんが、環境は人間が培うもの。このマスク生活も長くなり、もしや、まだ何年かは続くのでしょう。今はただ、こんな状況も、いつかは笑ってしみじみ話せるようになるのだということを祈っています。暑い最中、皆さんもぜひ、小まめに水分補給を。お体に気をつけて、どうか健やかに日本の夏をお過ごし下さい。









# by 619sak | 2021-07-20 09:14 | 情報

入梅

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 今年も、雨季は東アジアの広範囲に。まさかとは思いましたが、どうもこれは、ずいぶんと早い梅雨入りみたいですねえ。びっくりです。
 子供の頃、台風の大雨の日にわざわざ外に出て、兄と近所の兄の友達と、長靴をぐっちゃぐっちゃ鳴らしながら大笑いで歩いたことがありましたっけ。臨時休園になった保育園まで、わざわざ。遊星少年パピィだったかな...TVアニメのプリントが付いた傘なんかも途端に壊しちゃって。もう、どんだけおバカさんだったんだろうかと・笑。
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 しかし、気候がこうなって来ると、急いでやらねばならないあれこれもあり。昨日は、慌てて冬布団を洗って仕舞い、乾燥機をフル稼働、ついでにエアコンを強冷で試運転し...季節の変わり目は、何かと準備も多いです。もっとも、去年からは、なるべく家で過ごすことを奨励されていますから、幾分、気持ちに余裕はありましょうか。

 先ほど買い物に出ると、線路脇の道端にタチアオイが咲いており、なかなかの美景。そういえば、タチアオイは、「梅雨葵」とも言うんだそうですね。花は、野生は、自然は... 鈍くなった心にも、いろいろを教えてくれることに、今更ながら気付かされます。 (イラスト/bonmerci! 巻頭歳時記より 2009.6) #入梅 #East Asian rainy season #櫻井砂冬美
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# by 619sak | 2021-05-19 16:53 | 作品

【水彩で描くナイーヴ・アート】セブンカルチャークラブ溝の口

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【水彩で描くナイーヴ・アート】 - 自由な色彩/素朴でユニークな美の発見
ナイーヴ・アートとは心の目で対象を描写する具象絵画。水彩で自由な表現を楽しみませんか。

 改めまして、セブンカルチャークラブ溝の口での、水彩教室・体験講習会のご案内です。緊急事態宣言により変更たびたびすみません。〈※ 日付の部分み、来月、6/3(木)に変わりました〉

 【フライヤー】が配布されましたので、ご案内致します。来たる6月3日(木)午前10時半より、体験講習会を開催いたします。ご都合よろしければ一緒に自由な水彩表現を楽しみにいらっしゃいませんか。セブンカルチャー溝の口は、イトーヨーカドー上階、スペースも広く、検温、手指消毒、換気、マスク着用など、感染防止対策はきちんと成されており、安全安心な体制で臨んでおります。どうぞお気軽にお申し込みいただければと思います。

 東急田園都市線とJR南武線が乗り入れる溝の口は、昔、住んでいたこともある、便利で大好きな街です。チラシ左に使用した絵は、昭和の頃、あたりを走っていた、JR南武線の懐かしい旧車両。肩の張らない自由な水彩体験で、描く喜びを感じていただければ幸甚です。
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# by 619sak | 2021-04-17 14:40 | 情報