カテゴリ:作品( 33 )

「ひみつのえほん・らんどせるず」 --- その後

 あれは、まだ、小学一、二年生くらいの頃でしたでしょうか…幼かった甥姪たちからは、ほんの少しのあいだ、とても得難いひと時を頂きました。ただただ不思議で愛らしかった彼、彼女らも、月日の流れるのは早いもので、いまではとうに、立派な成人であることをご報告させて下さい。

 「らんどせるず」は、イラストレーション原稿をデータ入稿へ移行した2002年、DTPの練習として、幼い甥姪(兄夫婦の子達)と、お絵描きをしたり、共に遊んだりしながら、作り始めた物語でした。そして、数年後の2005年に、私家本の出版を兼ねて、HBギャラリーでの展覧会を。こちらにご紹介サイトを作っています。ご興味を持って頂ければ幸甚です。《on click!》

 その後ですが、これをご覧になった方々から、なぜか、動画関係の仕事を頂くようになり、線路は…鉄橋は、ものごとを思いもかけない場所へと繋げて行くもので、自分でも、考え込んだりすることよりは、たまたま楽しくて始めたことを、いろいろな場所で喜んで頂けたという事がいちばん嬉しかったです。
 りょうちゃん、ウーちゃん、あの頃は、大切な時間と喜びを有難う。おばあちゃんを大切にしてくれて有難う。
 そしてなにより、みなさまからのご厚情に、いつも感謝の気持ちで一杯です。深くお礼を申し上げます。

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by 619sak | 2018-05-09 06:21 | 作品

クッキー焼きました/A cookie was made!

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たぶん私は、お料理やテーブルセッティングが好きなのです… って、、またしても言葉の意味間違っちゃってますかね、ま、冗談です、流して下さい。とにかく、twitterを使ってつぶやいた、昔の美術手帖のお料理ページがありまして、取材は、編集者時代の椹木野衣さんによるものでした(芸術選奨文部科学大臣賞おめでとうございます)。

それで、これも…いつでしたか、装幀家の神田昇和さんと、こういうクッキーで動画を作る約束をしたんです。結局また、忘れて食べちゃったんですけどね。youtubeアニメーションも随分前から作って来ましたけれど、、音作らないといけないし、、時間かかるし、、そも、下手くそだし(ぜんぶ身もフタもない事実です・涙)。ですが、今年の新年に、何年も放置していたGIFMAGAZINEのほうからアクションがあって、ああ…もしや、ココならちょうど好いのかも!と感じ。短くてもモーションの制作法は変わらないのですし。なので、まずは時々、ココを使ってやってみようかしら、と、思い至りました。

命名・劇団焼き菓子。本当に時々かと思いますが、そのうち、また、焼き菓子でお便りさせてください。思い出したらのぞいて頂ければ、とてもとても嬉しいです。かしこ。
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by 619sak | 2018-03-20 11:43 | 作品

春宵一刻

雑用で走り出ただけの瞬間に、ふと、大気がふくんでいる気配にぐいぐい気付きました。そうです、「気配」でした。春宵一刻値千金、という詩を思い出します。鈍くかたまった体も、こころも、変わっていきつつあるのを感じる------別に何処かから「そうしなさい」と、指令があったわけでもないのに。そろそろと、ふわわんと、しかし・・・たしかに満ち満ちてくる気配が。ああ、この、森羅万象の循環の、なんという不思議。美しきことですね。
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小さい春、みーつけた!



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by 619sak | 2018-03-04 21:39 | 作品

12月のWinter wonderland

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 マントルピースを囲む一家。傍らにはクリスマスツリー。ちっちゃな女の子はプレゼントの子猫に驚き、感極まって泣きながら抱きしめる ……今年のこの月も、そんなTV映画や番組が世界の何処かで放送されているでしょうか…… 私は、この時期のそういう番組、嫌いじゃありません(笑)。犬や猫が本当に大好きで、飼いたいと言っては叱られておりましたから。きっとこの時代でも、お父さまお母さまのお悩みのひとつとなっておられるのでは。

  Art Of Giving vol.2展《アートを贈るクリスマス》、今年のテーマは「Jewel」。そんなわけで、「子猫」を描きました。12/11日(月)〜25日(月)まで中目黒、イルミネーション華やかな目黒川沿いのMDP GALLERYにあります。

 そして、外苑前のギャラリーハウスmayaでは「美しい言葉展」展が始まります。こちらの絵の中には、来年の干支、いぬが描いてあります。12/11日(月)〜23日(土)まで。どちらも、私の中でのXmasへの、ささやかな心象です。どうかご覧頂ければ嬉しいです。

 本年も大変お世話になりました。どうぞ良い年をお迎え下さい。
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by 619sak | 2017-12-08 23:08 | 作品

倹飩箱(ケンドンバコ)

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先々週、冷蔵庫の奥に厳重密閉し、数年間、眠らせていたぬか床を、とうとう決心し開封。カビは無いので舐めてみると… !驚くほどしょっぱい。ああ、さては… しばらく出来ないと思って眠らせたので、かなり強めに塩をふったんでしょう。茄子、白菜、大根、人参、秋の実りが、いいお水を一杯出してくれて、10日ほどで、いとも簡単に復活。さあ、ここで足し糠。でもまあ…漬け物なんですから、本当は、シャバシャバ、水っぽいままでもいいはずなんですけどね。や、聞き流して下さい、あくまでも経験上。お料理学校的な正しい知識はいっさい持ってない人間なので。そも、母親は飲み屋経営者、人生で3度も家を建てるという猛・働き者のシングルで、いつもいつも忙しく、親戚一同も全員、飲食店経営者という、わりと特殊な環境で育ったものですから。そういえば、子供の頃、家族中でよく面倒を見てくださっていたご近所の奥さんは、いつ会っても、手からほんのり、ぬかの香りのするひとでした。手にうつる、うっすらとしたぬかの香りをかぐたびに、そのかたの記憶が蘇ります。

それでね、「ケンドン」という物を描きながら… これは蕎麦職人だったおじも使っていましたね… これまたちょっと、懐かしく思っていたのです。が、なんと。資料を読んでびっくりしたのですが、今では、ものによっては骨董品的価値があるというではないですか(笑)
…昭和は遠くなりにけり、 ですよね。 【そばにまつわる物語】


※ 2017.11追記/おじが持っていたのは「岡持ち」でした。間違いだったです。本当にとても良く似た、薄い引出しのある木製のものを持っていたことがあり、間違いましたので、此処に訂正します。
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by 619sak | 2017-10-09 06:16 | 作品

夏休み

蝉の声が聞こえます。
今日は幾分涼しいのかしら。毎日蒸し暑いですね。うちにいると、花火大会の音は、東京のものも横浜のものも聞こえて来るのですよ。今年も何やら忙しくしている間に、もうすっかり夏。こんな風に、大人になってからの一ヵ月、一年は、それこそ、あっという間ですのに、殆どを鎌倉の叔母の家で過ごした、子供の頃のあの夏休みは、永遠に続くかのごとく思えたものです。夢のようでした。山菜採りの途中、あちこちにある、恐いほら穴や、雨の中、真っ暗な山に刺さる、細く裂けた鋭い稲光。そして、山から見下ろす海辺の花火。夜の芝生で寝転べば、襲って来る様な仰天の数の星々に・・・ドキドキして、少しおっかなくて、楽しくて。何やら秘密めいた、まだ見ぬ世界に心ときめいて。

暑中お見舞い申し上げます。暑さ厳しきおり、どうかご自愛なさいますよう。  2017年 盛夏

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(たまたま3度、別々の雑誌でお声がかかりました「歳時記」のページの絵と、鎌倉の海の花火大会の写真を、アーカイブします。)




























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by 619sak | 2017-08-01 10:48 | 作品

ラッピング袋、シールなど/「Mihoko Kuno - 移動雑貨店」

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「Mihoko Kuno - 移動雑貨店」さんでは、アクセサリーの制作と共に、私のタイトル用のラッピング袋なども制作しています。この、移動雑貨店の素敵な名刺のデザイン(右・青画像)は、K2/故・長友啓典さんによるものなので、包装袋などを制作するときには、本当はちょっぴり緊張しています。





























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by 619sak | 2017-06-27 19:57 | 作品

ねむり姫 - 澁澤龍彦

年度が変わったので一念発起、苦手なweb画像の整理をしています。
…もう、幾たびも悩んで来ているのですが、カテゴリー分類をすると、どうしても、ジャンル外になってしまうものが相当数出てくる。もちろん、描く際には、読んだり聴いたりという事をして、きちんとした形で主題に取組んでいるものなのですが。で、そうした理由で何度眺めてもスルーして来た絵は、ときどき此処にブログしています。ブログ機能を始めた当初は、何かを書く事が億劫で仕方なかったので、せいぜい一言二言止まりだったのですが、今は、此処があって良かったと思っています。

2016.5個展「ミッションズ」で、榎本了壱さんから、「澁澤龍彦/ねむり姫」を描きなさい、という画題を頂戴いたしました。ああー…この本です、この写真よりももっともっと毒々しい配色です(澁澤さんご本人による装幀だそう)……読み始めた途端、「ことば」に呪われます。澁澤龍彦さん、若輩ながら過去に多少は読んでいるのですが、この物語はくせものです。ひとたび囚われちゃったら最後。兎に角、榎本了壱さんの選書を、さすがだと思いました。

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by 619sak | 2017-04-10 15:35 | 作品

「リメイクな人。」 - すてない愉しみ

 2000年代から、趣味(?)というより、性格が高じてSNS上に写真アップして来た自作のチープな再生品たちを、「リメイクな人。」というwebページにまとめ、ときたま、更新し続けております。
 D I Y でも、デザインでも、モードでもファッションでもなく、ましてや、アートなどという高尚なものでもなく。ただただ生きる魂の発露として。ふとした陳腐な思いつきから、何でも作り変えてしまう、滑稽な再製趣味の人。見たこともないガラクタを自慢そうに見せます。こういった奇妙な衝動に、なにか名前を付けられぬものかしらと、かねがね考えてもいますが・・・「リメイクな人。」、ご笑覧頂ければ有難いです。
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by 619sak | 2016-11-26 12:46 | 作品

【椅子がお尻にくっついちゃった日】

個展『Diary』(2001年/千駄ヶ谷ギャラリー・エフ)より。冬支度も含めてどんどん用事が増えていくので、雑事がなかなか片付きません。机の前でただずっと座っているだけのくせに、気持ちばかり焦り……じつは優先順位を間違えてしまっていたり。気付くと、いつの間にか、ネットサーフィンや全然関係無い事を始めちゃってたり。頭が整理ついてないんでしょうね、なんだか血の巡りが悪〜いかんじ。こんなときは、ちょっとでも外へ出て、意識的に気分転換を心がけたいものです。そう、椅子がお尻にくっつかぬように。
これは、茶系のボールペンによる作品群でしたが、とにかく展示中の照明による退色が激しかったものですから、光を避ける為、丁寧にファイルし、しまってありました。
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by 619sak | 2016-11-16 07:20 | 作品