【素朴でユニーク、ナイーヴ・アート/自由な水彩画】 ナイーヴ・アートとは、心の目で対象を描写する具象絵画です。 昨12月にフライヤー配布されておりますセブンカルチャークラブ溝の口、水彩教室のご案内の詳細です。2月1日(火)、2月15日(火)両日とも午前10時半より開催いたします。ご都合よろしければ、自由な気持ちで伸び伸びと水彩を楽しみにいらっしゃいませんか。偏った見方や思い込み、先入観から、絵が《「上手く」描けない》という感じ方をしてきた方々は多いもの。いちど、上手い下手という既成概念に囚われるのをやめてみませんか。継続の為には、まず、シンプルに、喜びを。あなたはただ、あなたの作る美に気付いていないだけなのかもしれません。密かに絵がイイ感じに見えるちょっとしたコツもお教えいたします。セブンカルチャー溝の口は、イトーヨーカドー3階。スペースもゆったり広く、検温、手指消毒、換気など、感染防止対策も万全ですので、どうぞお気軽にお申し込みくださいませ。 紙地の白は可能性。肩に力を入れず、いったん白になれるきっかけとなれれば...と願います。まずは、ご一緒に、描くことを楽しみませんか。 #櫻井砂冬美 #
by 619sak
| 2022-01-12 06:26
| 情報
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 新年は、古くからの作品のお話も少し。30数年前から「箱」の作品を作っています。割とすぐ売れてしまう為、今も手元には1つしか無いのですが。昔はアート系に特化されたショップが今よりも沢山あり、この、色々な形や大きさの箱の作品を、渋谷のパルコの中のアーティストショップや、原宿のスパイラル、恵比寿のアートグッズ店に委託販売で出しておりました。「Olive」というマガジンハウスの雑誌にも、この画像のように紹介され。ここ10年ほどは、大津絵を描き、それを貼り込んで装飾しておりましたが、尊敬するとても有名な画家さんが買って下さったことを聞いて思わず度を失ったり...... 大変恐縮しましたが、何にせよ、好きになって頂けたのなら自分にとってはそれが一番の喜びでした。 一昨年の春、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出てから、たまたま様々な出来事が起こったことで、我が身に降った時間を否応無く振り返る機会が増え……幾つかの嬉しいお誘いもあって、記憶を辿りつつ資料や古い印刷物を探し出したり。皆さんもきっときっとそうだと思うのですが、自分でもとくに見ないようにしてきた訳でも何でもなく、人は、今現在の……つまり、毎日の用事の優先事項にまみれ、そんな積み重ねから、記憶の底の方に忘れて来てしまう物ごとが多いのでは。なので今回は「箱」にカレンダーを仕込んでみました、カレンダーの、狭くて小さいスペースに書き込むあの、メモ書きの様な気持ちで。あれは本当に不思議で便利なもので、小さな字で一言二言を書き込んだあのメモを、あとから見るだけで、何故か、何年経っても日記のように記憶が蘇って来るんですよね。 世界は相変わらずの新型コロナ禍の只中。しかし...たとえどんな1年でも、振り返れば、人間は、気付きすらも一つの実りだと感じます。皆様にとって穏やかな日々である事をお祈りし、新年のご挨拶とさせて頂きます。お読み頂き有難く。 #櫻井砂冬美 #
by 619sak
| 2022-01-01 08:26
| 作品
朝、締め切った雨戸を開けると、落ち葉が山の様にバルコニーを覆っていたので片付け。そうやって今年も、ただやる事に追われているうち、とうとうクリスマス。外は寒いものの、窓辺に近づくとほのかに暖かく、冬の陽射しが当たった雨戸にそっと手で触れると、優しい温かさが何とも心地良い。冬至ですね。 自分にとってのクリスマスは、すべて、片親だった働き者の母との思い出話であることを、《毎年ここで可笑しいくらいに色々と書いて来た》のですが、まあ、でも、特に自分だけでなく、大抵の人にとっても年末から新年は、やはり、ご家族との時間が多いのでは。日本ならではの新年を迎える準備と並行して、欧米から来たクリスマス風習のあれこれもまた同様に。うちの母は長年、店屋を営んでいた人でしたから、じつは、クリスマスはもとより、師走・元日すらも忙しく駆け回ってばかりいて。ひっそりと静まりかえる、人っ子一人歩いていない町内で、それでも、ご近所の旦那衆や神輿の会などの常連のお客様達を相手に店を開けていた、昭和の猛烈な働き者母さんでした。私達兄弟がごく小さい頃から、たとえ年末でも年始でも、おとなしく家になど居なかった。なので、10代だった私の大晦日は、文庫本なんか持ってお店の奥の座敷で過ごす夜でしたし、成人してからは、着物を着て店の手伝いもしましたっけ。しかし、かくいう自分も気付けば毎年、独りで部屋の一角にほんの小さなツリーを置くだけ。もともと宗教も信心も全く無いのだから、生活ぶりやしていることは違っても、年越しや新年に対する考えは、結局、そんな母とあまり変わらないかもしれません、街路を眺め、「電飾が綺麗ね!」などと言って、はりきってただ子供の様に喜ぶだけの母と。 蕎麦春秋vol.60が発売されました。年越し蕎麦の季節。そばにまつわる物語/今回は更科のそばに絵を添えさせて頂きました。そして、リベラルタイム2022年1月号も絶賛発売中です。ブランチにコラムを/【「萎れた菊」に水をやる時】に、絵を添えさせて頂きました、(※本コラムのみ、《コチラ》でも読めます)よろしくお願いいたします。 岸田さんを描くのは初めてか...否、2度目か。去年の選挙戦の時に描いたでしょうか。物腰柔らかく、絵的に姿の良い、ハンサムな方と思います。国民にとっての来年が良い年でありますよう。 みなさま今年もお付き合い頂き有難うございました。相も変らず続くコロナ下、ワクチンの2回接種もこわごわでしたが、そんな事より、年齢のせいもあり、外に出る習慣が減るとあっという間に筋力が衰える情けない事実を、最近、痛感しています。みなさまも年末の大掃除でお疲れになられませぬよう。何より心安らぐ年末年始をお過ごし下さいませ。お読み下さり心から感謝いたします。良い年をお迎えください。 #蕎麦春秋 #リベラルタイム #クリスマスシーズン #HappyHolidays #ChristmasIsComing #櫻井砂冬美 #
by 619sak
| 2021-12-22 12:46
| 情報
【ウイルスと私/山内一也】東京大学名誉教授、山内一也さんによる自伝の表紙を描きました。装幀は神田昇和さん。神田昇和さんとは朝日ジャーナルからの長いお付き合いで、とてもお世話になっておりますが、今回も凄く素敵な装幀。尊敬する人です。山内先生は山登りがご趣味であり、山野の花、とくに、ハクサンコザクラや、カタクリの花がお好きとのことをお伺いし、私はまず、その二つの花を描いたのですが、装幀者・神田さんからのご指示では、「薬師岳の稜線をください。あと、なんか、雲のようなものを」と。それらを、このような美しいデザインに。そしてどこかウィルスっぽくもあり。。紙も素敵。神田さんは、筑摩書房などで沢山の素晴らしい本の装幀を現在進行形で残されて来ているお方です。 著者の山内一也先生は、たいへん温厚なお人柄とお聞きしておりますが、天然痘やBSEやエボラ、バイオハザード委員会(感染症対策)...様々な案件で世界中を飛び回って来た、日本のウイルス学の第一人者のお方ですので、自伝でありながら、読み進めるごとに、まるで私達の生きている時代に起きた世界の色々なニュースを順に追体験しているかのよう。新型コロナウイルスの感染状況に一喜一憂して来たこの一年半の出来事も彷彿とさせました。この本の編集をされた最相葉月さんによれば、Amazonではだいぶ前から予約が入っていたようで、今朝、このブログのテキストリンクを書く為にAmazonページに行ってみたところ、一時的に入手できない状態になっていて... 慌ててしまいました、もう少ししたら皆様にも手に取ってご覧頂ければ幸いです。 また、その、去年からの新型コロナ下で、自分も幾つかのことを考えつつおりました。数年前、ギャラリストの大矢レンさんからの勧めで、個展にポスターを作ったことがきっかけとなり(この時のデザイナーは井筒りつこさん)、神田さんと作ったものもだいぶ増えて来ましたので、思いきって、【ポスター展】を開催しようと思います。日本全国どこにでも、ポスターさえ送れば開催出来る展覧会として(となれば、海外でも)。以下の3枚は、2016年の個展、ギャラリーハウスMAYA「Missions/ミッションズ 」で、最相葉月さんからのテキスト「キメラの記憶」(ホロコーストとレジリエンスに関する一文)にお応えした作品群を、神田さんにポスター化して頂いたものです。2015年の秋に最相葉月さんから頂戴したこの文には、今の時代にこそ大切なメッセージが込められていると感じています。 【ポスター展】は、どなたからでも、ご希望あれば、ぜひご連絡を頂ければ幸甚です。何卒よろしくお願いします。 + + + + + I want to do a "poster exhibition". This is an exhibition that can be held anywhere (or overseas) if I send posters. I am glad if you contact me. #
by 619sak
| 2021-10-13 10:08
| 情報
秋の訪れとともに、緊急事態宣言も解除され、いよいよ食欲の秋が。 まるで、コトンと何かが落ちたかのように、急に涼しい毎日。すると、巷ではよく、「気付いたら服のまま寝てて、今日はなんか鼻がグズグズする」「寝過ぎて首を寝違えた」などの会話が増え。そんな時わたしは、うどん屋を営む叔母(母の姉)が言っていた、面白い言葉を思い出すのです。 「今、帰られたお客様がきつねうどんだったでしょ、朝一番の」「実はね、朝一番のお客さんがきつねうどんだったら、その日はずっと、きつねうどんばかりが出るのよ」と。それが、叔母がよく口癖のように言っていた言葉なのですが、もちろん事実だそう。世の中にはそういう、皮膚感覚による「ムード」や「気配」や「雰囲気」というものが、割と少なからずあるようです。ならば、そういう風情のものに率先して乗って行き、楽しむというのも、また、好いものですよね。 リベラルタイム2021年11月号/今月の「ブランチにコラムを」は、《日本 食料自給率「最低」の怪》という、ここでは珍しい日本の食の話題がテーマ。(※本コラムのみ、コチラのURLで読めます)蕎麦春秋vol.59ではもちろん、蕎麦の話題。今回はしっぽくそばを描きました。で、SNSには、また何ゆえか、、手作りの定番佃煮の話題。そして、この、蛙さんは、うちから持って行った自作の古いぬいぐるみを、カルチャークラブで雑談をしながら描いたものでした。来年新春、開けて2月のセブンカルチャークラブ溝の口での、水彩で描くナイーブアート教室ですが、またお気軽に、ご興味持っておいで頂ければ嬉しいです。募集の頃に追ってここで詳細告知いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。 #
by 619sak
| 2021-10-13 05:13
| 作品
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